東白庵かりべ「にしんそば」のお取り寄せ
東白庵かりべ 東京・千歳烏山
ふっくらとした
にしんの甘露煮が
お見事です!
東白庵かりべの
「にしんそば」
生十割そば、特製かけ汁、にしんの甘露煮をお届けします。
大人気の種ものです。
東白庵かりべの「にしんそば」は、種ものでは特に人気の一品です。ベースとなる「かけそば」の美味しさはもちろんのこと、ふっくらときれいに炊き上げた「にしんの甘露煮」が実に素晴らしい味わいです。にしんの旨みが溶け込んだ「かけ汁」は、最後の一滴まで飲み干したくなる、たまらない美味しさです。
にしんは5日かけて
炊き上げます。
にしんは、北海道岩内産の、特に肉厚のものだけを選んだ身欠きにしんです。
米のとぎ汁と鷹の爪を使って丸1日かけて戻し、臭みをとります。二日目から、酒、みりん、再仕込み醤油、かつお節、昆布を使って弱火で炊いていきます。一度に炊き上げるにしんの数は40〜50尾。鍋の表面がキラキラと美しく輝いています。炊くこと4日。箸で容易に切れる、やわらかな甘露煮に仕上がります。
食べるのは到着日が
おすすめです。
そばは、せいろと同じ、長野県黒姫産の玄蕎麦を主に、毎朝自家製粉して打ち上げる十割そばです。たいへん切れやすいため、到着日にゆでたてをお召し上がりください。
ゆで方が肝心です。2人前あたり2.5リットルの湯を沸かし、そばを優しく入れ、鍋の中で泳がせます。20〜25秒ほどゆでたらザルに上げ、流水で優しくもみ洗いしてぬめりをとり、氷水でそばを締めます。食べる準備をすべて整えてから最後にそばをゆでる、という段取りも肝心です。
「かけ汁」も見事です!
東白庵かりべのかけ汁は、出汁と醤油の香りを楽しみます。出汁は、かつお節、さば節、昆布、干し椎茸。合わせるかえしは、醤油の香りを生かした半生かえしです。
まずは、そばとかけ汁を味わいます。
器を準備し、にしんの甘露煮とかけ汁を温めます。お好みでねぎと三つ葉をご準備ください。そばは、冷水で締めたら、ゆでた鍋の中に戻し、軽く温めてから器に盛りつけます。
まずは、そばとかけ汁の調和をお楽しみください。
にしんを
のせてください。
にしんを温かいそばに入れると、じゅわ〜と脂が広がります。にしんの旨みが加わった、かけ汁の深い美味しさをさらにお楽しみください。
2011年、竹やぶから独立されました。
店主の苅部政一さんは、1975年12月生まれ。19歳の時から江戸そばの名店「竹やぶ」の当時の主人である阿部孝雄さんの元で8年修業。その後、竹やぶ六本木店の店長を8年勤めたのち、主人から名付けてもらった「東白庵かりべ」を店名にし、神楽坂で独立。2019年に縁があり世田谷区の千歳烏山に移転しました。
東白庵かりべは、天ぬき、才巻海老の西京漬け、鱧の板わさ、玉子焼き、そば味噌などの充実した「そば前」と名酒。せいろ、かけ、鴨せいろ、天ぷらそばなどの十割そばが楽しめるお店です。
文・町田成一
撮影・八木澤芳彦
東白庵かりべ
東京都世田谷区粕谷4-23-19
TEL 03-6879-8998
[営]11:30〜14:30(L.O)17:30〜21:00(L.O)
日祝は11:30〜21:00(L.O)
蕎麦売り切れ仕舞い
[休]水曜
そば前用のおつまみも充実です。
お酒好きの苅部さんがセレクトした、ワイン・日本酒も人気です。