東白庵かりべ「そば前」定番3品のお取り寄せ
東京・千歳烏山 東白庵かりべ
手打ちそば店のお楽しみをそのままに
東白庵かりべの
「そば前」定番3品
そばを手繰る前の酒肴「そば前」の
3品セットです。
お好きな酒と
お楽しみください。
東白庵かりべは、料理の美味しさでも知られる名店です。お店で人気という定番の酒肴を送っていただきます。
今回の定番3品は、ふっくら炊いた「にしんの甘露煮」、店で粕漬けして梅肉と和えた「皮くじら」、鱧でつくる「板わさ」です。
一品目は、ふっくらと、
見事なにしんの
甘露煮です。
東白庵かりべを代表する「そば前」と言っていい、ふっくらと見事な「にしん甘露煮」です。5日もかけて炊き上げる逸品です。箸で容易に切れる、やわらかな甘露煮です。お酒にもそばにも合います。かけそばに載せて、にしんそばとしても楽しめます。2枚お送りします。
身の厚いにしんを、
5日かけて
やわらかく炊きます
にしんは旬の時期に水揚げされた北海道岩内産です。米のとぎ汁と鷹の爪で丸1日かけて戻すことにより、身がふっくらと臭みがなくなります。
2日目から、酒、みりん、再仕込み醤油、かつお節、昆布を使って弱火で炊いていきます。一度に炊き上げるにしんの数は40〜50枚。たくさんのにしんのエキスが煮詰まり、鍋の表面はキラキラと輝き始めます。炊くこと4日。箸で容易に切れる、やわらかな甘露煮に仕上がります。
ふっくらとして、
旨みたっぷりです。
そのままで酒肴として最高ですが、温かいそばに入れると、じゅわ〜と脂が広がります。
二品目の皮くじらは、
食感が絶妙です。
塩漬けされたミンククジラの皮を使っています。塩抜き後、酒粕に漬け、梅肉と和えています。豊かな旨み、コリコリとした食感、梅の風味が絶妙です。これぞ酒肴です。
三品目は
苅部さんが惚れ込む、
鱧の板わさです。
国産の鱧のすり身でつくられた、贅沢な蒲鉾です。店主の苅部政一さんが、六本木ヒルズ店の店長時代から惚れ込んで使っているものです。醤油はつけずに、お好みで山葵を少しのせてお召し上がりください。
せいろそば、かけそばと
同梱できます。
そば前を堪能したら、ぜひ十割そばもお楽しみください。せいろには、濃厚な「そば湯」もおつけしています。これだけでも酒肴になるようなそば湯です。
2011年、竹やぶから
独立されました。
店主の苅部政一さんは、1975年12月生まれ。19歳の時から江戸そばの名店「竹やぶ」の当時の主人である阿部孝雄さんのもとで修業を始められました。竹やぶ六本木ヒルズ店の店長を経て、2011年に独立。阿部孝雄さんから名付けてもらった「東白庵かりべ」を神楽坂に開店。2019年から縁があり世田谷の千歳烏山に移転しました。
文・酒井 恵美子(食文化)
撮影・八木澤芳彦
東白庵かりべ
東京都世田谷区粕谷4-23-19
TEL 03-6879-8998
[営]11:30〜14:30(L.O)17:30〜21:00(L.O)
日祝は11:30〜21:00(L.O)
蕎麦売り切れ仕舞い
[休]水曜
そば前用のおつまみも充実です。
お酒好きの苅部さんがセレクトした、ワイン・日本酒も人気です。