商品説明
茨城県の漁師に伝わる伝統料理、あんこうの「どぶ汁」セットです。大洗で創業1951年の老舗・魚忠が目利きした新鮮なあんこうと、魚忠秘伝の味噌だれをお届けします。身や肝は全て生のままのため、船上で調理されていた伝統の「どぶ汁」を再現できます。
生のあんこうの身は約85%が水分です。「どぶ汁」は、あんこう漁場の漁師たちが、真水が貴重な船上で、この水気を利用して編み出した郷土の味です。あんこうの肝を空炒りし、味噌を加え、あとはぶつ切りにした生あんこうと野菜から出る水分だけで煮込むだけ。温かく滋養満点の漁師鍋です。
大洗港を中心に茨城沿岸で水揚げされたあんこう、または漁獲状況によって鮮度と品質を優先し、北海道産、青森県産、宮城県から目利きした上お届けする場合がございます。2024年11月時点では茨城県産は個体の肝が小さいので、他産地が中心です。
※本品は身、肝ともに生の状態の「どぶ汁」専用セットです。うまいもんドットコムおすすめの作り方はこちらをご覧ください。
※魚忠の店主がおすすめする漁師流本格どぶ汁の作り方リーフレットをお付けします。是非挑戦してみてください。(上記の作り方と異なり、野菜はネギと下茹でした大根のみでつくります)
※湯引き等処理済みの「あんこう鍋」用セットはこちら
目利きの一押し
鮟鱇(あんこう)のうまさの特徴は、何と言っても内臓やひれや皮だと私は思います。それぞれに味わいや食感が異なる7つ道具(トモ(肝)、鰭、ヌノ(卵巣)、柳肉(身肉、ホホ肉)、水袋(胃)、鰓、皮)の中でも特にあん肝はたっぷりと味わいたいものです。そこで、このセットは全体の身の量を減らし、代わりにあん肝他の部位を増量した、まさに大人のセットです。量的には5人でたっぷり、6人でちょうど良いくらいです。野菜も美味しくなりますが、先ずは7つ道具の個々の部位を確認しながら、鮟鱇(あんこう)を堪能してください。もちろん、最後は雑炊やうどんで締めくくりです。
萩原 章史
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店舗からのお知らせ(近海鮮魚・魚忠商店)
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消費期限 | 冷蔵で出荷日から2日間(お早目にお召し上がりください) |
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保存方法 | 冷蔵 |
出荷期間 | '24/11/15 ~ '25/3/29 |
販売情報 | 販売期間:'24/11/8 00:00 ~ '25/3/29 00:00 |
【常磐路のあんこう】
茨城県沿岸地域は昔からあんこうの水揚げが多く「常磐路のあんこう」と呼ばれていました。かつては例年冬になると、浜にあんこうがずらりと並べられる光景が港の風物詩というほどに大衆魚であり、また食材として全国区にもなっていなかったため、「どぶ汁」のような料理で親しまれていました。
「どぶ」という名の由来は定かではなく、濁った鍋汁が酒のどぶろくの様に見えるから、また、あんこうの全てを使う事から「全て」という意味の方言「どぶ」を当てたなどの説があります。一般的な「あんこう鍋」は濃厚な肝の風味を楽しむ昔ながらの「どぶ汁」をより洗練させたもので、比較的最近広まった料理です。
魚忠では太平洋側で水揚げされたもののみを使用しています。
お薦め調理法
生のあんこうをご希望の場合の調理について
通常は身は湯引き(あん肝は蒸し)してご用意しますが、
生をご希望の場合は、身もあん肝も生の状態です。
鍋にする際には、先に身を軽く湯引きしてアク抜きをした方がよいです。
または、生のまま肝を煎り、身を加えて「どぶ汁」にしてください。
ぬるぬるして扱いにくいものですので、慣れた方で無い場合は
湯引き済みのものの方がお勧めです。
この商品の取扱い店舗
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私ども魚忠は、茨城県大洗町で鮮魚店として商いをやらせていただいております。 魚屋といっても全国に沢山ございますが、私どもの店は前浜(前浜とは、大洗、那珂湊のことです)で獲れた魚介類を中心に、生鮮魚貝類・干物・鍋セットなどを販売しております。 当店のお客様の70%は料理人の方で、毎日4〜5回魚が入れ替わる新鮮さを信頼されている、と自信を持っております。