『イカの王様アオリイカ』水いかのスルメ (大サイズの小型) 2枚 合計 約330g ※冷凍
商品説明
五島列島ではアオリイカを『水いか』と呼びます。イカの王様、アオリイカで作った最高に贅沢なスルメです。
このスルメは、成長の段階としてはまだ子イカの状態です。
山戸海産では、産卵期のイカを避けるため、11月〜2月の間に揚がった子イカのみを使用します。
身は厚く、柔らかく、また旨みも濃いのでスルメの中でも最上級のモノです。
※お届け先1件に対して、3枚以上のご注文のお客様でご希望の場合は、化粧箱にお入れてして、ご贈答用にもお手配が可能です。(1箱に入る量は3〜10枚となります。)
ご希望の場合は、必ずリクエスト欄に記載頂けますようお願い致します。枚数によっては、ご対応が出来かねる場合もございます。予めご了承ください。
※山戸海産では、スルメのサイズを超特大・特大・大・中・小のサイズに分け、さらにサイズの中でも大型・中型・小型に細かく分類させて頂いております。
※画像はイメージです。実物のサイズとは異なります。2枚のお届けですので、ご注意ください。
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目利きの一押し
これぞ究極のするめ(あたりめ)と呼ぶにふさわしいです。
いわゆる、ちょっと下品なするめ臭さとは無縁で、するめなのに、一夜干しのアオリイカを焼いた時の味と香りもします。でも、やっぱり、するめであることは間違いないです。
その昔、朝廷にも献上していたようです。この素晴らしさには、古の都人も感動したかと思います。
するめは縁起物。お足(お金)が多いし、日持ちもする(幸せが長続きする)。寿留女(するめ)と書いて、結納の品にしたくなるのも納得です。「寿が留まる女」昔の人は洒落た字をあてたものです。それはともかく、本当に純粋なスルメがこの世にあるとすれば、これがそうです。
安酒のあてにしては、ばちが当たりそうです。見た目は白く透明度があり、感動的です。これを贈られたら、受取った時はわからなくても、食べたら、『感謝の気持ち』がこみ上げてくると思います。
萩原 章史
ご注文前に必ずお読み下さい
店舗からのお知らせ(山戸海産)
- ※発送温度帯の異なる商品を同時にご購入の場合、「冷凍便」での同梱いたします。別々に発送する場合は、送料が別途かかる可能性がございます。ご希望の場合は、リクエスト欄にその旨ご記入ください。
※当商品は秋口の水揚げに合わせて新物になります
- ※商品画像はイメージです。
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賞味期限 | 冷凍150日(冷蔵30日) ※冷蔵での保管の際には、若干変色する場合がございます。品質には問題ございませんが、予めご了承ください。 冷凍での保管をおすすめしております。 |
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保存方法 | 冷凍(冷蔵) |
山戸海産の水いかスルメは旨みを引き出すためその鮮度にこだわります。
【生きているうちに加工する】
冷凍のイカは一切使用しません。
全て、その日の朝、漁協、魚市に揚がった釣りモノ、定置モノの活きモノのみをその日に全て干せる状態に加工しております。
加工は、腹を割くところから始まり、頭割り、内臓取り、皮むく、この作業を≪あらい≫とよびます。
あらいを行う際には、地下海水のみを使用します。水道水を使ってしまうとイカが弱ってしまい、旨味が抜けてしまうのです。
その後何度かの吊し干し、その間の型取り、全て手作業です。
【≪高知製≫の仕上げ】
長崎県なのに、高知製と仕上げの方法に名前が付いたのは、元は高知県が加工・消費地として有名でした。その後産地の長崎県五島列島で加工するようになった今でも名前が受け継がれています。
ただ、この仕上げ方を出来るのは現在では数業者となり、山戸海産もその業者の一つです。
仕上がりの大きな特徴として、水いか独特の大きなひれと、通称烏鳶(からすとんび)、いわゆる口をそのまま残してスルメに仕上げます。
そして、独特の型取りです。特にこの型取りは他のイカのスルメに比べて、手間と時間のかかる作業を要します。なぜなら、その仕上がった型により、水いか自体の鮮度や加工時に鮮度の良し悪しを見極める元になるからです。
鮮度が落ちている水いかや、加工時に鮮度を落としてしまった水いかはどうしても、身が柔らかくなり、ダラっとなってしまい伸びやすくなるため、見た目の印象として丸みがありながら、全体としてはスーッと細身に仕上げる事が出来なくなり、丸い状態に仕上がってしまいます。
ただ、鮮度を保っていてもある程度の加工の熟練がないとイメージ通りに仕上げることも出来ません。
ただむやみに引っ張り、型取りしていくといわゆるおたふく型というまん丸な製品に仕上がってしまいます。つまり、鮮度の悪い物と同じ状態に仕上がって仕舞うと言うことです。
水イカ製品仕上がり時の特徴としては、その独特な色の白さとあいまっての形の美しさといえます。
干しは原則天日干しですが、「天日干しが"絶対”というわけでもない」という考えで作られています。温度、湿度等の天候状況により、かえって天日干しの方が水いかの鮮度を落とし、製品の仕上がりを悪くしてしまうと判断したときには、冷風乾燥機を併用しております。
因みに仕上がりまで、早いモノで4〜5日、大振りの水いかで10日近くかかります。
製品が仕上がった後は-30℃以下の冷凍庫にて、品質劣化が起きないよう保存されています。
激しい生存競争の中で、生き残りながら、なおかつ餌を食べてきた冬場の水いかは、丸々と太り、身も厚く、旨みがぎっしりつまっています。
冬場の一番美味しいと言われる水いかを手間暇をかけてさらに旨味を凝縮させたスルメに仕上げました。
是非ご賞味ください。
おススメの調理方法
お召し上がり方としましては、焼いてお召し上がりいただくことをお勧めいたしております。三つの部分に分けて焼かれることをお勧めします。
身と下足(げそ)を剥がして分けます。また、身についているひれの部分も剥がして別にします。
これはまんべんなく熱を通すためです。よく姿のまま火にかける写真などが見受けられますが、むら焼けの元になりますのでお勧めしません。
焦がさないよう気をつけて、火は弱火で、じっくりとお焼きください。
水いかのスルメは、剣先イカに比べて身が厚いイカですので芯まで火が通るのに若干時間を要します。
時間ははなかなか具体的に表現しにくいのですが、2〜5分を目安に、スルメは全体がきつね色になってくるまで、じっくりお焼きください。焼けましてからのお召し上がり方としましては、スルメはまず、荒く、繊維にそって横にお裂きください。
口に運ばれるときに指先でなるだけ細く細く、裂いてお召し上がりください。
スルメのそのほかのお召し上がり方としては、贅沢な使い方ですが、松前漬けの材料に、また、水で戻し、その出汁をいかしての炊き込みご飯、鍋なども大変美味しいです。
また、焼いて数日経って堅くなったモノを冷蔵庫で醤油とみりんに漬け込んでおきますと、柔らかくなって食べやすくなります。また醤油のみにつけ込んだモノはお茶漬けで美味しくいただけます。
この商品の取扱い店舗
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長崎五島産海産物の仲買、卸、加工業として創業。特に水イカのするめ加工は、創業当時より始め現在に至ります。加工原料の水イカはその日揚がった活きの良いもののみを使用し、冷凍物は使用しておりません。水イカが一番美味しい秋から冬に加工し、時期を限定しています。原則は天日干し、天候により冷風乾燥機併用します。水イカは他のイカと違い、加工工程が煩雑ですが、そのほぼ全ての工程が手作業で、良品を仕上げる事をモットーとし、加工しています。