商品説明
最大の特徴は、口の中に広がる程よい酸味と発酵茶ならではの風味。中国・雲南省の酸茶がルーツ言われる「碁石茶」は日本では珍しい微生物発酵茶です。
酸味の正体は乳酸です。この乳酸は後発酵という独特の製法によって生まれます。原料は大豊町で栽培されたものか、碁石茶農家が契約栽培した山茶2種(ネギツエン、ツバキエン)とヤブキタ。完成したときに碁石茶特有の四角い形状を保持するため、葉の厚さがピークになる6〜7月を狙って枝ごと収穫します。それらをすぐに大型の桶につめて蒸し、枝を取り払った後、土間に50〜70㎝の高さに積み上げ、数日間放置します。こうすることで土間に棲みついたカビの働きで茶葉が発酵します。その後、茶葉を再び桶に詰め込み、蓋に重石をのせて数週間漬け込みます。
この2回目の発酵により乳酸菌の量が増加し独特の酸味が生まれます。漬けあがった茶葉はおよそ3cm角に切断。真夏の炎天下で完全に乾燥させることで保存性の高い黒光りした幻のお茶が完成します。
碁石茶50gで15片ほど入っています。1片3gで2000mlくらい煮出す勘定なので、50gで煮出せるのは32Lくらい。500mlのボトルであれば64本分です。3,024円で送料が関東で713円で3,738円。1本あたり58円。10袋まで同じ送料ですから、まとめ買いすれば1本50円そこそこですので、決して高いお茶ではないです。
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目利きの一押し
お茶の漬物を固めて干した!そんなイメージが碁石茶です。
甘酸っぱい香りは、白菜の古漬けや酸茎のような、植物由来の乳酸菌のものです。
熱々で飲んでも冷やして飲んでも良いのですが、抜群にうまい!という類ではなく、『がぶがぶ』飲んでいると、身体が少しずつピュアになるような不思議な感覚です。
今でも瀬戸内の塩鮑諸島では、季節の野菜と米を碁石茶で炊き込んだ茶粥を食べるそうですが、渋みがほとんどない甘酸っぱさは、粥にもって来いです。
医科学的な碁石茶の効能も解析されていますが、たっぷり飲み続けると、じわじわ体感するものがあるはずです。
数百年続く、土佐の山中の人々の経験と勘が生み出す碁石茶
地味ですが、愛用したい気持ちになるはずです。
萩原 章史
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店舗からのお知らせ(食文化 船橋出荷店(常温・冷蔵))
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店舗 | 食文化 船橋出荷店(常温・冷蔵) |
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商品番号 | M003-629-2-01283 |
セット内容 | 「碁石茶」 高知県大豊町産 50g(目安として15片前後) |
原材料名 | 後発酵茶 |
獲得ポイント | ログインして確認 |
消費税率 | 8%軽減税率 |
賞味期限 | 製造日より2年 |
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保存方法 | 常温 |
中国・雲南省に伝わる酸茶はカビつけした茶葉を竹筒に入れて土の中に埋めて発酵させる珍茶です。それが製法とともに現在の高知県大豊町に伝わったのが「碁石茶」です。今でも秘伝の製法で高知の山奥で作られています。
一説によると江戸〜明治時代にかけては、地域の特産品として広く知られていました。しかし、昭和になると時代の変化から大豊町の過疎、高齢化が進み生産者が激減。昭和50年代には生産者数はわずか1軒になりました。
状況が変わったのは近年の健康ブームです。メディアに取り上げられると一躍話題になり、現在は4軒の農家が碁石茶を醸しています。微生物発酵茶は、独特の風味と酸味がクセになるだけでなく、乳酸菌が豊富。体にも優しい唯一無二の健康茶です。
お薦め調理法
急須(350㏄)でお飲みの場合
・碁石茶1個を熱湯に加えて4〜5分待ちます。
・1煎目はあまり濃くない方が美味しくいただけます。
・3〜5煎目とお飲みいただけます。
※砂糖やハチミツを加えるとより飲みやすくなります。
※塩や梅干を加えるとさっぱりお飲みいただけます。
煮出してお飲みの場合
・やかんで沸かした熱湯2リットルに碁石茶1個を入れ、中火で約10分煮出します。
・蒸らし時間(おすすめは3分程度)によりお好みの酸味、香りにご調整ください。
※冷やして麦茶風にしてもおすすめです。
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