自然豊かな森吉山麓で育つ 幻の赤牛 森吉牛
秋田の北東部に位置する、標高1,454mの森吉山は自然の宝庫 数多くの渓谷と滝 豊富な高山植物と樹齢百年を優に超えるぶな林 そんな森吉山の山麓で放牧される森吉牛は、健康にして美味
森吉牛は褐毛和牛 黒毛とも短角とも違う肉質
日本で飼育されている和牛は4種類。
黒毛和種・褐毛和種・日本短角牛・無角和種です。森吉牛は褐毛和種(俗称:赤牛)の一種です。
褐毛は黒毛のような霜降りにはなりません。また、赤身の色も黒毛ほど濃くなく、ピンクに近いのが特徴です。黒毛と違い、牧草地での放牧飼育に適しているので、肉と脂の香りも違いがでます。
霜降りにならないことから、しゃぶしゃぶ・すき焼きには向きませんが、肉そのものの味を堪能する料理には向いた肉です。
特に厚いステーキやローストビーフにすると、肉自体のシンプルな味が生き、食べ続けられる美味な肉です。
森吉牛は今や幻の和牛 年間10頭前後しか市場に出ません!
牛肉の輸入自由化と、市場評価が黒毛和種(和牛)に大きく傾いたことから、黒毛和種のような霜降りにならない褐毛和種は著しく市場価格が下がり、今では飼育農家が減り続けています。
特に森吉牛はそれまでの主力販路も失ったことで、今では30頭そこそこまで飼育頭数が減り、年間の市場出荷頭数は10頭前後で激減しました。
夏山冬里方式で育てられる森吉牛 健康な美味
初夏から秋にかけて、標高1,454mの森吉山麓の広大な放牧場で、森吉牛はのびのびと牧草を食みながら育ちます。雪深い冬の間は平場の牧舎で過ごしますが、豊かな自然に囲まれた放牧場は傾斜が大きく、放牧期間、走りまわって足腰が鍛えられる森吉牛は健康そのものです。
色鮮やかな赤身肉、牧草食に由来する薄クリーム色の脂肪、少ない脂肪分(12%前後)、黒毛よりも旨味成分(遊離アミノ酸)が多いことから、シンプルに調理すると、その魅力が発揮されます。
大門商店
大門商店は秋田県秋田市に店舗を構える、歴史が浅く社員数40名の会社ですが、肉を通して「食卓の笑顔」作りに貢献したいと考えています。秋田の大自然の中で愛情を込めて大切に育てられた、厳選された鹿角短角牛や豚肉を、地元食肉流通公社から直接購入して清潔な社内カット工場で丁寧に加工し「1円でも安く!1gでも旨く!」をモットーに、新鮮で美味しく安心して食べられる精肉の加工・販売を行っており、業務用ブロック肉からご家庭用、ご贈答用の精肉を取扱っています。